ニクブロ

焼肉オタクがすすめる焼肉の流儀を気ままに書いていきます。

2. 自分の好きな焼き加減で食べれる

前回は、食べる順番を紹介した。

今回は、お肉の焼き方について語りた。

 

当然、焼き方には人それぞれ好みがある。

しっかり焼かないと食べれない人や、さっと焼いてレアレアで食する人、

また、焼き過ぎずレア過ぎない焼き方を好む人もいる。

 

また大勢で、焼肉を食べるのもやはり楽しいが、ここで焼き方や注文の仕方に

あれやこれや発言すると、「焼肉奉行」になってしまい嫌がる人も多い。

だから、気兼ねなく食べる為に1人でお店に来る。

これから語りたのは、あくまでも自分の好きな焼き加減で食べるという事。

そこに、1人焼肉の醍醐味があるのだ。

 

ちなみに、焼き方に関しては、お店の店長や料理長に伺い、

そして自分で実戦してきた。

お肉を焼く前や、お肉を美味しく焼くいくつかのポイントを紹介する。

(あくまでも、人それぞれ”好み”があるので1人の時に試してみて欲しい。)

 

では、ポイントを紹介する。

まず、焼くロースター(テーブルに真ん中にある焼く場所の事)は、

お店によって違いがある。

炭火であったり、ガスであったりするが、私的には炭火をオススメする。

 

炭火の方が、お肉に程よく炭火の香りが纏い、焼上がりもふっくら焼けるからだ。

それは、炭火の遠赤外線効果を利用している。

ただし、炭火の火加減を間違えてしまったらお肉が台無しになってしまうので、

気を付けてもらいたい。

 

まず、火加減のベストは木炭から、カゲロウの様に火が ”ホワッ”と揺らいでる状態がベスト。

なってはならない状態は、木炭から火柱が立上がっている状況。

この火加減でお肉を焼いてしますと、すぐに焦げてしまう。

炭火焼きの最大の特徴である。遠赤外線効果を引き出す為に、まずは、落ち着いた火と

カゲロウを作ろう。簡単に言えば、木炭に強い風を送り過ぎないことだ。

 

火加減が、ベストになったら網に注目して欲しい。

牛脂を準備してくれないお店の場合は特に注意したいポイントがある。

 

網は、十分に熱してから焼きに入る。中途半端だと、お肉が網にこびり付くことになって

しまうからだ。ここは、1人なので気長に網が熱して待つべし!

牛脂を提供してくれるお店ならば、必ず網にコーティングして欲しい。

お肉本来の旨みにプラス甘みが乗っかってくるのでオススメだ。

 

では、お肉を炭火で焼いていく。

炭火焼きの特徴は、先ほども述べた様に、遠赤外線効果でふっくら焼きあがる事だ。

なので、片面は軽く焦げ目が付く位に焼き、もう片面はさっと焼いてい欲しい。

もっと詳しく言えば、お肉の表面に肉汁がジュワっと出てきたらバック転だ。

 

※基本お肉のバック転(ひっくり返す事)は、1回にして欲しい。

 

この焼き方を基本として焼けば、どのお肉も美味しく焼きあがる。

(ホルモン系は別として・・・。)

 

しつこいようだが、火加減が重要になってくるし、一度にたくさんのお肉を網に

乗せる事だけはやめてほしい。そして、バック転も1回にするべし!

 

楽しく焼いて、1人焼肉を楽しんでくれることを願う。